私はずっと、「もっと頑張らなきゃ愛されない」と思っていました。

彼に嫌われないように空気を読んで、言いたいことを飲み込んで、会いたい気持ちも我慢する。
返信が遅くても責めない。
寂しくても笑う。
「重い女」と思われたくなくて、本当の自分を隠し続けていました。
だから恋愛はいつも疲れるものだったんです。
彼に好かれるために頑張っているはずなのに、気づけば自分らしさがなくなっていく。
鏡を見ても、「これが本当に私なのかな」と思うことさえありました。
ある夜、先生に電話をした時、私は泣きながら言いました。
「もっと可愛くなればよかったんでしょうか」
「もっと聞き分けが良ければ、彼は離れなかったんでしょうか」
そんな私の言葉を先生は静かに聞いて、少し笑いながらこう言ったんです。
「あなたは、彼に愛されるために頑張りすぎていますね。」
その一言で、胸がいっぱいになりました。
先生は続けます。
「でもね、この人が惹かれたのは、頑張っているあなたじゃないですよ。」
「最初に好きになったのは、自然に笑っていたあなたです。」
その言葉を聞いた瞬間、涙が止まりませんでした。
私はいつから、自分を演じるようになってしまったんだろう。
いつから「愛されるための私」を作っていたんだろう。

本当は甘えたかった。
不安な時は不安だと言いたかった。
嬉しい時は思い切り笑いたかった。
でも、「こんな自分じゃ嫌われる」と思い込んでいたんです。
先生は最後にこう言いました。
「愛されるために自分を変え続けたら、彼が好きになったあなたはいなくなってしまいますよ。」
その言葉は、今でも私のお守りです。
それから少しずつ、自分を後回しにするのをやめました。
無理に大人ぶるのもやめました。
会いたい時は素直に伝える。
疲れた時は「今日は休みたい」と言う。
嬉しい時は遠慮せず笑う。
そんな小さなことから始めました。
不思議だったのは、私が自然体になればなるほど、彼も自然体になっていったことです。
「その笑い方、好きなんだよね。」
「一緒にいると落ち着く。」
「無理してない今のほうが、すごくいい。」
彼がそう言ってくれた時、ようやく気づきました。
私は「完璧だから愛された」わけじゃなかった。
「頑張り続けたから選ばれた」わけでもなかった。
ただ、ありのままの私を見て、「一緒にいたい」と思ってくれた人だったんです。

あの頃の私は、愛される条件ばかり探していました。
でも本当に必要だったのは、自分を否定することではなく、自分を受け入れることでした。
ありのままの自分で笑えるようになった時、恋愛は「愛されるために頑張るもの」から、「愛されていることを素直に受け取れるもの」へと変わりました。
そして初めて、心から思えたんです。
「私は、このままの私でも愛されてよかったんだ」と。
真美「今夜だけ、今の自分を客観的に見てもらおう」
そう一瞬よぎった方は、こちらの記事がより参考になりますよ!


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