彼にサヨナラされた時、一番苦しかったのは別れそのものじゃありませんでした。

なぜ終わったのかが、わからなかったんです。
喧嘩をしたわけでもない。
決定的な出来事があったわけでもない。
少しずつ連絡が減って、少しずつ距離ができて、気づいたら彼は私の前からいなくなっていました。
だから余計に苦しかった。
もし私が何かひどいことをしたなら反省できたかもしれない。
もし彼に好きな人ができたなら諦められたかもしれない。
でも何もわからない。
だから私は何度も過去を振り返りました。
あの日のLINEかな。
あの時の言葉かな。
会った時の態度かな。
何がいけなかったんだろう。
何が彼を遠ざけたんだろう。
そんなことばかり考えていました。
眠る前も彼。
朝起きても彼。
もう終わった恋なのに、心だけがずっとあの日のまま取り残されていたんです。

友達は言いました。
「もう忘れなよ」
でも、忘れる以前の問題でした。
私は彼を忘れられないんじゃなくて、理解できなかったんです。
なぜ終わったのか。
なぜ彼は何も言わずに離れていったのか。
その答えが欲しかった。
だから電話占いに相談しました。
正直、復縁できるかどうかよりも、その理由が知りたかったんです。
先生は私の話を静かに聞いてくれました。
そして少ししてから、
「この人、あなたを嫌いになったわけじゃないですよ」
と言ったんです。
その言葉に、私は思わず黙ってしまいました。
だって私はずっと、
“嫌われたから捨てられた”
と思っていたから。
でも先生は続けました。
「この人は自分の問題を抱えた時、人と向き合うより距離を取るタイプですね」
「あなたから逃げたというより、自分自身から逃げていたように見えます」
その瞬間、胸の奥が熱くなりました。
思い返せば、彼はそういう人でした。
仕事が忙しくなると連絡が減る。
悩みがある時ほど一人になる。
私はそれを愛情がなくなったサインだと思っていたんです。
でも違った。
彼は彼なりに苦しかったのかもしれない。
もちろん、それで別れが正当化されるわけじゃありません。
傷ついた事実は変わらない。
でも理由が見えたことで、自分を責める時間が減りました。
私はずっと、
「私が悪かったんだ」
と思い込んでいたから。
もっと可愛ければ。
もっと聞き分けが良ければ。
もっと愛される女性だったら。
そんなふうに自分を責め続けていた。
でも先生は最後にこう言いました。
「あなたは十分頑張りましたよ」
その一言で涙が止まらなくなりました。
私は彼の気持ちを知りたかったのかもしれない。
でも本当は、それ以上に。
ずっと自分を責め続けていた私自身を救いたかったんだと思います。

彼になぜサヨナラされたのか。
その理由が少し見えた時、失恋の痛みが消えたわけじゃありません。
でも、止まっていた時間は確かに動き始めました。
そして初めて、私は彼ではなく、自分の未来を見ようと思えたんです。
真美彼中心になっていませんか?
まずは自分。愛される人はひとり時間の使い方がうまいです


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