「先生、私……待っていていい恋なんでしょうか。」

電話がつながって最初に出た言葉は、それでした。
彼とは付き合って三年になります。
一緒にいる時間は穏やかで、笑い合える日もたくさんある。
「いつかは一緒になれたらいいね」
そんな話も何度かしました。
でも、その”いつか”は一度も具体的になりませんでした。
一年後なのか。
五年後なのか。
それとも、永遠に来ないのか。
その答えだけが、ずっと見えなかったんです。
年齢を重ねるたびに焦りは大きくなりました。
友達は結婚して、子どもが生まれて。
SNSには家族写真が並ぶ。
私は笑顔で「おめでとう」とコメントをしながら、スマホを閉じるたびに胸が苦しくなっていました。
彼が好き。
その気持ちは変わらない。
でも、「好き」だけで未来はつくれないことも、大人だから知っています。
だから何度も聞こうとしました。
「結婚は考えてる?」
でも、その一言が言えない。
重いと思われたらどうしよう。
プレッシャーを与えたくない。
そんなことばかり考えて、結局また笑って話題を変える。
本音を飲み込むことばかり上手になっていました。
そんな自分に疲れて、先生へ電話をしました。
私は未来を当ててほしかったわけじゃありません。
ただ、この恋を信じていいのか知りたかった。

先生は私の話を最後まで聞いたあと、静かに言いました。
「あなたは今、結婚できるかどうかより、『待ち続けることが怖い』んですよね。」
その一言で涙があふれました。
そうだったんです。
結婚できるか知りたいんじゃない。
何年も待って、最後に「ごめん」と言われる未来が怖かった。
時間だけが過ぎていくことが、一番怖かったんです。
先生は彼の性格や今の状況を話しながら、
「この人は結婚を軽く考える人ではありません。」
「だから時間はかかります。でも、あなたとの未来を考えていない人ではないですよ。」
そう伝えてくれました。
そして続けて、
「だからこそ、今は焦って答えを迫るより、○か月後を一つの目安にしてみましょう。その時に、あなたの気持ちもきちんと伝えてください。」
と、具体的な時期まで教えてくれたんです。
不思議でした。
何年後に結婚する、なんて断言されたわけじゃない。
それでも心が軽くなったんです。
漠然と待つことと、目安を持って待つことは、こんなにも違うんですね。
「いつまで待てばいいんだろう」
という終わりのない不安が、
「まずはそこまで信じてみよう」
という希望に変わりました。
電話を切ったあと、久しぶりに深く息を吸えた気がしました。
未来は誰にもわかりません。
結婚は一人では決められません。
だからこそ、私は「絶対に大丈夫」という言葉よりも、「今はこう進んでみましょう」という先生の言葉に救われました。
あの日から私は、結婚というゴールだけを見るのをやめました。

彼との時間を大切にしながら、自分の人生もちゃんと歩くようになりました。
すると不思議なことに、以前より彼は将来の話をするようになり、「来年は旅行に行こう」「その先のことも考えたいね」と、少しずつ未来を口にしてくれるようになったんです。
あの夜、私が欲しかったのは「結婚できます」という約束ではありませんでした。
この恋を信じながら歩いてもいい理由。
それを見つけられたことで、不安ばかりだった毎日が、少しずつ希望を持って過ごせる毎日に変わっていったんです。
真美相談したら、気持ちが整理できますよ。
占いは誰にも話せないことを話せる場所でもあります


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