
わかっている。
私は「都合のいい女」だ。
会いたいときだけ呼ばれて、寂しい夜にだけ思い出される存在。未来の話は一切なくて、約束も、肩書きもない。全部、最初からわかっていた。
それでも、連絡が来ると心が跳ねる。
どうしてこんなにも単純なんだろうって、自分に呆れながら、返信の言葉を選んでしまう。嫌われたくない。重いと思われたくない。その一心で、平気なふりを重ねてきた。
「期待してないよ」
そう言えたら楽なのに、心は正直だ。
期待しない練習をすればするほど、期待している自分が浮き彫りになる。

都合のいい女だって、
嬉しい瞬間がないわけじゃない。
名前を呼ばれたとき、触れられたとき、特別だと思ってしまう一瞬がある。その一瞬のために、私はたくさんの夜を我慢してきた。
馬鹿だと思う。
でも、簡単に切れない。
「やめたほうがいい」なんて言葉は、もう聞き飽きた。正しいことは、いつも痛い。
私は、選ばれていない。
それでも、選ばれたい気持ちを、捨てきれない。
この矛盾が、私を一番苦しめる。
都合のいい女だとわかっているのに、
それでも好きでいる自分を、完全には否定できない。
だって、この気持ちは嘘じゃないから。
ただ、最近思う。
このまま続けた先に、私はいるんだろうか。
笑っている私も、泣いている私も、ちゃんと大切にしてくれる場所に、私は辿り着けるんだろうか。

揺れる。
まだ、揺れている。
でも、揺れていることに気づけた夜は、
ほんの少しだけ、前より自分に近づけた気がする。
真美あなただけ、両想いだと思ってない?
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