
最初から、決めていた。
この恋で、誰の家庭も壊さない。
夢も見ないし、未来も描かない。
それが、大人の恋だと思っていた。
会える時間は限られている。
連絡だって、向こうの都合が最優先。
誕生日も、記念日も、
私の中だけでそっと祝う。
寂しくないと言えば嘘になる。
でも、苦しいだけでもない。
名前を呼ばれる瞬間、
少しだけ特別になれる気がしていた。
「家庭は大切にして」
その言葉を、私は何度も飲み込んだ。
言わなくても、わかっているから。
壊さないと決めているのは、私も同じ。
だから、期待しない。
選ばれたいなんて思わない。
そう言い聞かせるほど、
心は静かに反発する。
もしも、を考えない。
でも、考えてしまう夜はある。
それでも、朝になれば、
私はちゃんと線を引き直す。

この恋は、
奪うためのものじゃない。
居場所を壊すためのものでもない。
ただ、
誰にも見せない気持ちを、
一瞬だけ預け合う関係。
それを恋と呼んでいいのか、
今でもわからない。
それでも私は、
壊さないと決めている。
それが、この恋を続けるための、
唯一の条件だから。

真美「彼の家庭を壊したいわけじゃない。ただ、じぶんの気持ちを抑え続けるのも疲れちゃった」
胸の内を吐きだせる場所ありますよ?
吐き出すことで明日もこの恋頑張れる気がしませんか?
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