ナイショの話。日記
「妻とはすぐにでも離婚したいくらいだよ」
その言葉を彼から聞いた瞬間、心が大きく揺れた。
どうしても信じたい気持ちと、どこかで疑ってしまう気持ち。
彼の笑顔や優しさを思い出せば思い出すほど、「本当に私を選んでくれるの？」と不安になってしまう。
彼は私の理想そのものだった。
上司として尊敬できるし、人として魅力的で、いつの間にか視線で追うようになっていた。
でも、彼には家庭がある。妻も子どももいる。
その事実が私を苦しめる。
叶わない恋だと分かっているのに、彼の一言で揺れてしまう私は、なんて弱いんだろう。
夜になると、ぐるぐる考えが止まらなくなる。
「もし彼が本気だったら？」
「でも、もし遊びだったら？」
期待と不安が交互に押し寄せてきて、眠れない夜が増えていった。
そんなある晩、スマホをいじっていたときに目に入ったのが「電話占い」の文字だった。
正直、今まで占いなんて信じていなかった。
気休めにすぎない、そう思っていた。
でも、その夜だけは違った。
「誰かに、この気持ちを聞いてほしい」
その衝動に突き動かされて、私は画面をタップした。
電話の向こうから聞こえた先生の声は、とても優しかった。
緊張してうまく話せない私に、ゆっくり寄り添ってくれるような口調で、
「大丈夫ですよ」と穏やかに言ってくださった。
鑑定は驚くほどわかりやすく、私の状況を整理してくれた。
彼の気持ち、そして私自身の心の持ち方。
「この日まで待ってみてください」
そう言われた瞬間、焦って空回りしていた心がすっと落ち着いた。
待つことなんてできないと思っていた私が、
「待ってみよう」と思えるなんて不思議だ。
彼を信じたい気持ちと、自分を守りたい気持ち。
その両方に答えをくれたような気がした。
電話を切ったあと、深呼吸をしてみると、
胸の奥にあったモヤモヤが少し軽くなっていた。
「よし」と気合を入れる自分がいた。
彼にすがるだけじゃなく、自分の気持ちを大切にしていこう。
そう思えたのは、先生に励ましてもらったからだ。
日記にこうして気持ちを書き残している今も、
あのときの先生の言葉が心に響いている。
電話占いは、ただ未来を当てるだけじゃない。
迷い続けていた私に、前を向く力をくれた。
真美ありのままの自分を見失っていませんか？
【リアルな実体験】○○をしたおかげで２ヶ月で両思いになれた訳とは？※あの人をやっと独占できました。
